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ホントに効果がある「むだ毛対策研究所」

気になるむだ毛処理の対策について情報発信していきます。

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子供のむだ毛処理の続きです。

前の記事をご覧になってない場合は前の記事からご覧下さい。

小中学生の女の子のむだ毛処理はどうすれば良いのでしょう:除毛(1/4)



2 脱毛(毛根を破壊し半永久的に体毛が生えなくする)



レーザー脱毛


レーザー脱毛は今流行になっていますが、結論から言うと

小中学生のお子さんには、ちょっと難しいようです。


まずレーザー脱毛について

これは皮膚の表面にレーザーを照射して、毛母細胞、毛乳頭を破壊してしまう方法です。

レーザーが毛の黒い色素(メラニン)に反応するという性質を利用しているため、色の薄い毛や
産毛には効果がでにくいと言われています。


また、日焼けなどがあると、やはり黒くなっている原因(メラニン)に反応して、皮膚組織をレーザーで焼いてしまうことになりますから、日焼けも厳禁です。

日焼けするプール

レーザー脱毛は近年かなり広まってきており、多くの女性が利用していますが

基本的に医療行為になるので皮膚科、美容外科、クリニックなどで施術する必要があり


料金も比較的下がってきたとは言うものの、保険は当然適用されず、結構費用がかかります。

足とか腕など各部毎に合計数万円から十数万円程度


1回だけでは完全に脱毛することはできませんので、数回(期間にして1~2年程度)施術を行う行う必要があります。注※

注※・平均的に1ヶ月~3ヶ月に一回。全部で5回~8回程度。クリニックや、施術部位、個人差により異なります。


効果はかなりあるようなのですが、小中学生のお子さんの場合

レーザーをあてる時の痛みを我慢する必要がある他

成長途上で、ホルモンバランスも安定していないことから

レーザー脱毛をしても、後から毛根ができてきたりして、十分な効果が得られないようです。


部分的にまだらに毛根が復活したり、若いうちに施術すると、逆に身体の防衛反応から?毛根が
増えてしまう場合もあるかもしれません。


体毛の濃い女性

ということで、高校生くらい以上でないと施術してくれない病院も多く

高い費用を出して無理してレーザー脱毛をしてみても大人になる頃には、毛が生えてきたりする可能性があります。


大人でもやけどなどの事故があったり、毛根ばかりでなく皮膚にかなりダメージを受ける方法ですから、

お子さんの若く柔らかいお肌への影響もあります。


グラウンドで遊ぶ子供

また、日焼けした部分にはメラニンが生成され、脱毛しにくくなることから、お子さんが体育や
水泳などで日焼けしないようにする必要もあり

小中学生の女の子さんが行うには現実的にはなかなか難しいようです。



光(フラッシュ)脱毛

ILP・フラュシュ・プラズマ・コスモライト脱毛という方法があります。

主にエステや脱毛サロンで行われます。

光(フラッシュ)脱毛とは、レーザーの代わりにカメラのストロボのような光をあてて、毛母細胞、毛乳頭を破壊するという方法です。


レーザー脱毛のように、光のエネルギーがメラニンに反応して毛根を破壊するという点は同じですが、

レーザーは医療機関でしか扱えないため、この光(フラッシュ)脱毛はエステや脱毛サロンで行われています。

エステでの光脱毛


逆にエステなどでレーザー脱毛と、うたっているところがありますが、実際は光(フラッシュ)脱毛のはずです。

(医師がいないエステなどで本当のレーザー脱毛を行うことは違法)


光(フラッシュ)脱毛の特徴は

・レーザー脱毛に比べ痛みが少なく施術時間が早い

・レーザー脱毛に比べて出力が弱く、効果が得られにくい場合がある。

・お店の技術料がしっかりしていれば、レーザー脱毛より安全性が高い。

・レーザー脱毛では難しいうぶ毛ややわらかい毛質に対しても脱毛ができる。

・平均的に2ヶ月~3ヶ月に一回。全部で6回~12回程度。
 エステや、施術部位、個人差により異なる。

・ムダ毛が気にならないくらいになるまでの目安は、1〜2年くらいはかかる。

・日焼けした肌、毛を剃った直後の肌では、施術できない。

・一度効果が得られれば、長期的な脱毛効果が期待できる。

・光源を皮膚に近づけすぎるとやけどなどの皮膚トラブルを引き起こす可能性もある。

・歴史が浅いので、永久性や安全性については実証されていない。


脱毛中にやけどした腕


お店によって費用や技術力に差があり、問題を抱えている場合もあります。

いずれにしろ、小中学生の女のお子さんの事を考えると、レーザー脱毛と同じで


出力が弱く痛みがある程度、少ないのは良いのですが、効果が出るまで、より期間がかかり毛根が復活しやすいことや


基本的にはレーザー脱毛と同じリスクがあること

エステによって技術力や費用もまちまちなことからも、もう少し大人になってから利用した方が良いと思います。


なお、家庭用の光脱毛器が市販されていますが、基本的にエステでやるものと仕組みは同じです。

手軽にできるというメリットは有りますが、お子様に使うにはエステと同様のリスクがありますし、

ご家族ということで、専門家でない方が施術するということや、お子様が勝手に誤った使い方をして肌を傷めてしまうということも考えられます。


ニードル脱毛

プローブと呼ばれる細い針を毛穴一つひとつに差し込み、電気あるいは高周波を流して毛根を破壊していく方法です。

ニードル脱毛

レーザー脱毛が流行る以前からあり、歴史と実績があり、永久脱毛として実証されています。

しかし、現在では、痛み・費用・時間などを考えると、レーザー脱毛が主流になっており

レーザー脱毛でしきれなかった産毛など、やむを得ない場合にしか使われなくなってきています。


価格はほかの脱毛方法に比べて一番高く、痛みはとても強いようです。

電気針を毛穴の一つひとつに刺して毛根を焼いていくので施術には時間がかかりますが、

一度脱毛をするとほとんど生えないので、何回も施術する必要はありません。


小中学生のお子さんに行う脱毛ということを考えると、あまり現実的ではないと思います。


続き((小中学生の女の子のむだ毛処理:3 抑毛)

前の記事に戻る(小中学生の女の子のむだ毛処理:1 除毛)


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